この投稿は 退学 Advent Calendar 2015 の20日目の記事です。

 国公立大学の多くには編入学という制度があるので、国公立大学を目指していたが私立大学にしか入れなかった方や、私立大学に行ったが学費が厳しくて #okane_nai と思っている方に向けて、国公立大学理系学部三年次編入学制度についてのご紹介をします(自分はその両方に該当する)。

三年次編入制度とは?

 文字通り大学の学部三年次に入ることのできる制度です。高専などの学生は卒業時には大学2年生相当の年齢になっているため、そのまま高専を卒業後、三年次に編入できるこの制度を使うことが多いみたいです。ただ、受験資格を満たしていれば高専生だろうと大学生だろうと受験可能です。

 特に、四年制大学からの編入学条件は、だいたい大学に2年以上在籍し、62~64単位を取得していることとなっている場合が多かったです(2011年当時の情報)。また工学系の学部は同系統の学部からの編入生しか受け入れていないケースが多かったです。理学系に関してはあまり縛りをみたことはないです。また、一般入試はセンター試験を受けて前期後期2回しかチャンスがありませんが、入試日程が被っていない限り、編入試験は何回でも受けられます。

入試の内容

 主に大学1〜2年レベルの数学、物理学の内容と英語の試験、口頭試問があるケースが多いです。一般入試の場合、たくさんの科目を勉強してセンター試験で点数を稼がなければ厳しいのですが、編入試験は専門科目を頑張れば良いのでお得感があります。

 数学は、主に線形代数と微積、複素解析を押さえておけばOK。物理は、力学と電磁気学、熱力学、電気回路あたりがよく出る模様。英語はふつうの大学入試レベルなので、まあ普通に頑張れとしか言いようがない。

単位認定の話

 あくまで私個人のケースですが、入学後、放送大学で取った線形代数と微分積分学の単位が認定されました。大学の教室に通わずに家で寝ながら勉強してれば大抵単位とれるような内容なので怠惰な方にオススメです。わざわざ出席数を稼ぐために教室行ったり、雑な出題のレポート解いたりするの面倒くさいので、これは非常に良かったです。

 結論から言うと持ち込んだ69単位のうち、53単位が編入学後の大学で単位認定されました。これで国公立大学に入って学費が安くなるならまあ良いかなぁという気がします。あと体育はちゃんと単位とっといたほうがいい(戒め)。

編入学はオススメできるのか

 わりと勉強大変だった。本気でやる覚悟がない人にはオススメできない。でも国立理系だと学費が半分くらいになって非常に良い。私立理系の学費高すぎる。奨学金もただの借金なんですよね…という。

 編入学自体は、いろいろな選択肢のうちの一つとして、もっと知ってもらえると良いかなぁと思います。自分の場合はわりと学費面で厳しさを感じていたのですが、そうでなくても色々な事情で厳しさを感じている人がもしいたら、留年したり、退学したり、休学したり、就職したり、編入学したりするのは選択肢として普通にあるので、最後は自分の意思次第でまあなんとかしていきましょうとかそういう内容の記事でした。

 まあ学校なんて行かなくても死にはしないので、そういう気持ちは大事だと思います。

退学 Advent Calendar 2015。明日は @kwappa さんの記事です。楽しみにしています。

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