さくら VPS のスイッチを用いて L2 接続をして、次のような構成を作る手順メモ。書いておいてアレですが、実際にやるときは公式のドキュメントを読んでください。
作業対象サーバー内から shutdown コマンドでサーバーを停止する
接続先スイッチとして eth1 に先ほど作ったスイッチを指定する
さくら VPS 管理画面からサーバーを起動する
次のように IP アドレスを割り当てた
back01 からインターネットに出るときは front01 を経由して外にでるために、front に NAPT 設定を入れる。 firewalld を使う場合以下のような形で設定する。
# firewall-cmd --get-active-zone public interfaces: eth0 eth1 # firewall-cmd --change-interface=eth0 --zone=external --permanent success # firewall-cmd --change-interface=eth1 --zone=internal --permanent success # firewall-cmd --get-active-zone internal interfaces: eth1 external interfaces: eth0 # firewall-cmd --zone=external --add-masquerade --permanent success
back01 はインターネットに晒したくないサーバーにあたるため、eth0 の自動起動をオフにしてインターフェースを落とす。今回は nmtui 経由でやった。また、このままだと back01 はインターネットに出られないため、gateway として front01 の back 側 IP を指定した。諸々設定後、以下で動作確認して無事 global 側の IP アドレスでインターネットに出られていれば、うまく設定できたということになる。
curl checkip.amazonaws.com 160.16.144.83 #=> front01 の グローバル側 IP